大型観賞魚水槽(管)

海水魚飼育

主に設備についての説明です。
「機械を飼う」をモットーにあれこれやっていきます!

「今年一発目の勝負です!」

 Twitterでは一足先にお知らせしましたが、先週の金曜に採集に行ってまいりました。


まだ、時期尚早な気はしましたが、まぁ、サラッと纏めてみたいと思います。



 8月の始まりということで、あまり期待していなかったので現着は6:00でした。漁港をのぞいているとカゴカキダイやメジナがわらわらと。しかしこの時期としてはオヤビッチャやシマスズメも数匹とほとんどスズメダイ系がいませんでした。


 


 あまり乗り気でいないでいるとふとアケボノが。途中の魚種をとばしていきなりアケボノですから驚きです。







 急いで一番長い網を取ってくると、(といってもよく売られている2段に伸びるやつです。それも二段目は抜けてしまっているので実際は1mほどしかありません) 漁港に寝転んで腕をいっぱいに伸ばし格闘すること約1分。サクッと捕まえました。牡蠣殻がすごいので無理かと思いましたが・・・、私の腕が良いんでしょう・・・・。



 続いて程よい大きさのナミチョウを見つけて、こちらも確保。自分としてはナミはお気に入りなのでお持ち帰りです。



 
 その後しばらくはめぼしい魚もいないのでてきとーに浮いている魚をすくうことに。(別に死んで浮かんでいる魚を捕まえてたわけじゃないですよ) マツダイとかナンヨウツバメウオとかすくってましたが、水面が下がってきたおかげでなかなか苦戦しました。




 さらにぶらぶらしてるとあら・・・。セグロが。本日はなんだか中間種をとばしてそこそこレアキャラがお出ましのようです。ところが・・・・・。






     潮が引きすぎて寝転んでも網が水面にさえ届かない・・・。







 急いで近くの釣具屋にあの「よく売られている2段に伸びる網」を買いに行くこと


20分。戻ってきてお決まりの





             「あらいない・・・・。」






ということもなく、無事発見。これまた採集自体は簡単でした。


 いゃ、これほどまでに「よく売られている2段に伸びる網」をあり難く思ったことはないですね。   うん、   はい。





 さて、時間も宜しくなってきたために磯へ。


 ここは去年オニハタとサザナミを採取したところなので期待するも・・・




 
            「いや、いなさすぎだろ」


というくらいいません。いるのはナミの親玉ばっか。ほとんどがペアか何か2匹で泳いでいるのでたぶん越冬ものです。チョウチョウウオが千葉で越冬してくれるのは大変嬉しいですが・・・・。だがしかし、駄菓子菓子、魚がいない。



 ここも半分あきらめていますと棚の下に極小のハタタテが。これにはまた驚きました。フウライやトゲ等の中間種を飛ばしてのハタタテですからね。こちらも採集自体は簡単でした。




 その後はヒバヨウジかノコギリヨウジだかを見ただけで特に面白い生き物はいませんでした。





  ということでもったいぶらずに本日の結果

 







    そして餌付け水槽に放すと・・・








 こんな感じで、なんだか今年は始まりからして随分と奇妙ですね。期待よりも不安の方が大きいです。まぁ、期待する他ないんですけどね。





            それではこの辺で。






 

















 またもや追伸。


漁港にいるときに右足に少々のかゆみを覚えたのでひっぱたいてみると(かかずにたたくあたり、蚊慣れしてます) 血と黒いゴミみたいなのが。実はこのごみのようなのがあの、かの、その有名な「ブヨ」なのでありましてなかなか悲惨な目にあいます。


 刺された当日はただかゆいだけですが、2日目あたりから赤くはれ水ぶくれになります。その後水ぶくれをつぶすと1週間ほどは傷口みたいな感じになります。やけどの症状ににていますね。(当然ですが症状には個人差があります)


 こいつはかなり厄介で蚊のようにその日の内に症状が治まるということはまずありません。ひどいようなら病院へ。


  3日後あたりから水ぶくれが・・・







 この水ぶくれをつぶすと・・・




 水ぶくれはつぶさないよう言われますが、かさぶたになっても気にしませんし何より水ぶくれを放っておいても治る気配は今までなかったので自分はつぶしてしまいます。ただ、私を真似て症状が悪化しても責任は取れないので悪しからず。







「これは一刻を争います!」

 お久しぶりでございます。特に水槽の調子は良くなることもなく、順調? に来ております。


 先日、ふと、殺菌灯(以下QL40)が気になったので、蓋を開けて中を見ますと・・・











           中を見ますと・・・・・・














「ぎゃああああああaaaaあああああ」








え?!下の方殆ど、殆ど、ないじゃないですか!!
汚いし・・・・。




この状態ですと、殺菌灯本体が紫外線にさらされていた時間は相当なものかと思われます。




中古で買って1年以上経つので劣化が激しかったのかもしれません。




一方で球の方は・・・・。






画像だと明るく思えますが、実はそんなに明るくないです・・・。



 どうせだから球も交換しましょ。


 ということで早速レヨンベールさんで頼みました!




このスリーブや球なんかで紫式部さん7人くらい消えましたよ。(つまり二千円札が7枚)









          ・・・・・・・・お終い・・・・・・・









  




 しかしですね、事実、球交換してから一ヶ月ほど経ちますがね、なんの効果も表れないんですよ・・・。コケはそれなりに生えるし、ウミキノコは相変わらず元気ないし でですね、うん、正直いらないんじゃないかって・・・。スキマーとかだと汚れの取れ具合でネタにになるんですけどねぇ。






追伸



H&S1500スキマーのポンプを交換しましたがその働き具合を載せるのを忘れてました。実際はポンプを付け直してから大分経ちますが、そのことに関しては又近々upしたいと思います!





一方話は変わりますが日立ラジカセの修理についても纏めたいと思っておりますので興味がある方はどうぞ!






         こんなのです!   ほいっ




         












「H&S CA-2eco 前進します!」

 CA-2ecoの設置が終わりましたので動かしましょう。


 まずはバブルカウター内に水道水を入れます。6~7割位入れれば宜しいと。


 このバブルカウンター自体に逆止弁の役目はあるのですが、中古なので少し逆流してしまいます。そこでもう一つ逆止弁が必要になります。(だから「設置準備に取り掛かってください!」編で逆止弁→バブルカウンターとなっていたわけです)


 次に、本体内部に海水を入れます。もちろん水を入れてからポンプを動かしましょう。お高いドイツ製のポンプが壊れてしまいます。



 水を張るとこんな感じ。


(メディアの色があれですけど、硫化水素とか言う訳ではないです。写真写りの問題です)






 ARMのメディアはLサイズを2箱使ったんですが、明らかに上部と下部とでは大きさが違いますね。(実は1箱は新品未開封の新古品をアクアリッツさんで購入) 時期によってサイズも変わるのでしょうか?



 水も無事に貼れたのであとはポンプを動かすだけです。(当然ですが蓋とかしまっているかの確認はちゃんとしましょう)







で、いざ始動。
 
「じじじじじ、ぶううん すいいいーーーー」


よっし!動いた。動きましたよ!


そんなこんなであとは頑張って排水を調整するだけ。


スピードコントローラーと排水バルブを使ってCO₂を0.5~1滴/秒、排水1滴/秒~滴るくらいで調整します。


→7/15現在 CO₂:7滴/10秒、排水:滴るくらい です。


この状態でのS7のカウンターメーターはこんな感じ

(左がミドボン内残圧、右が減圧後圧です。)






まあ、なんだかんだ言って水漏れもCO₂漏れもないのでここらで終わりにします。



                    ・


                 ・


                 ・


                 ・


                 ・


因みに7/15現在、石灰藻はありません。気長に待つことにしましょう。


では、この辺で。








「H&S CA-2ecoの設置です!」



さてさて、ご無沙汰しております。
何がECOなんだかわからない、カルシウムリアクターCA-2ecoの設置続きです。
Ca-2及び、ボンベのホースの配管を大方仕上げます。


 ホース配管の順としましては


レギュレーターS7→→→なんかよくわかんないバルブ(スピードコントローラー?)→→


            →→逆止弁→→→Ca-2バブルカウンター


です。なんかよくわかんないバルブとは画像の黒い奴です。




(なんか道端に落ちてましたが使えそうなので一応使ってみること)
           ↓
           ↓
(S7のスピードコントローラーで十分だった・・・・・。)






兎にも角にも景気づけに、



 CA-2ecoたちの全体像 


「洗わずに、すぐ使用できます。」カミハタARMは重宝します。





 今回はLサイズ(3.78L)を2箱使用しました。約7.5Lですね。もう少し入りそうです。





 「洗わずに、すぐ使用できます。」カミハタARM ←以下、長いので略してメディア のおかげで面倒な作業工程が一つなくなったわけです。


 ああ、因みにCa-2の蓋の部分を少し加工しました。バリが原因で排水が止まりそうだったので面取りを。




(右の方の二つの穴をバリ取りしました)


メディアを入れて以降は別に大したこともなくスムーズにことは進みました。



 今回は濾過槽にスペースがないので外部使用することにします。(ヤフオクで買ったときに前所有者の方は外部仕様だったのでアタッチメントはついてます。)
 このアタッチメントを使うわけですが、どうもゆるいんです。漏れるとまずいので
プラリペアをちょちょいとつけておきます。




多くの方はシリコンコーキングを施されますが①乾燥に時間がかかる ②塩ビやプラスチックには相性が悪い との理由から却下です。(特に②ですがコーキングはガラスがメインだと思ってください)









 さて設置辺編はここでお終いです。つぎはいざ動作編です!!こうご期待!!







今回からですね、Twitterのリンクも貼ることにしました。(というか、今知った)



「準備は大切です!」

 そもそもカルシウムリアクターほど「ただ設置するだけではダメ」な機械は無いと思います。新品ならば機種によっては10万円以上もする上に(今回のH&S CA-2ecoもそのうちの一つです 以下Ca-2とします) 炭酸ボンベや、レギュレーター、電磁弁 etc でさらにお金が吹っ飛んでいきますからね(この辺のことは水草やっている人の方がお詳しいのでは?)






 そんなこんなで第二部は「ボンベ、その他はどうするの?」です!


 まず炭酸ボンベですが御存知、小型ボンベと大型ボンベ(以下ミドボン)がありますね。初期投資は圧倒的に小型ボンベの方が安いです。しかし、長期的なランニングコスト(半年~1年)を見れば個人差はあるもののミドボンの方が圧倒的に安いです。実際、





 こんなものです。初期費用のボンベ保証金+充填料=¥7394で、次回からは充填料だけで、だいたい2千円ほどだです。






 「正しい取り扱いね・・・・・。ごめんなさい・・・。」



 今回はミドボンを使うわけですが、設置面積や、部屋のレイアウトを考えた際、どうしてもという場合は小型ボンベでも仕方がありません。
もし悩まれる方がいれば、こちら「CO2マスターアドバンスの状態の確認 - metabolism : 水草水槽 高回転型 の まとめに、コストだけでなく小型ボンベ・ミドボンの安全面についてもわかりやすく言及されていて参考になると思います。


 当然ボンベを買ったら次に必要なのはレギュレーターです。今回はヤフオクで
"はるデザイン"の"S7"を購入しました。(ストアなので新品です)


 こちらは一個下の機種として、R6もありますが、千円ちょっとの差ならということで最上位機種のS7をチョイス。別に違いとしましては沢山の水槽に分岐するときにしやすいか否かだけなんですけどね。





ミドボンにセットすると、





左のメーターがボンベ内残圧で、右がレギュレーター減圧後です。別にメーターは必要ありませんが、初心者はボンベの減り具合や漏れを見るためにメーター付きをお勧めします。一気に減ったらわかりますもの。(それにカッコいいし)


あ、説明書にもありますが、基本手締めです。「絶対に漏らしたくない」という気持ちはわかりますが、兎に角手締めでお願いします。







 レギュレーターにはスピコン(スピードコントローラー)が付いてまして、





実際、スピコンはほとんど閉です。でなければ、1泡/1秒なんて無理です。



 ま、だいぶ長くなったので、この辺で二部を終わりにします。今回は殆ど水草の人のためと言っても過言ではないくらいの内容でしょう。